2025.11.30
観世宗家伝来の世阿弥能楽論『風姿花伝』が、ユネスコ「世界の記憶」へ新たに推薦されました!
このたび、観世宗家伝来の世阿弥能楽論『風姿花伝』が、ユネスコ「世界の記憶」へ新たに推薦されることとなりましたこと、深い感動とともに心よりお慶び申し上げます。

出典記事:「ユネスコ「世界の記憶」に「観世宗家伝来世阿弥能楽論『風姿花伝』」を推薦 文科省」(日テレNEWS)
『風姿花伝』は、言語化の難しい身体芸術の妙を「花」としてすくい上げ、芸に生きる者の精神と道を明らかにした、まさに世界が共有すべき叡智です。
とくに第六・第七巻に残る世阿弥直筆本が、観世宗家に脈々と受け継がれ、いまなお私たち表現者に息づいていることに、日本の舞台芸術の奇跡を見る思いです。
二十六世観世宗家 観世清和御家元が、「観世の家に伝わっているものですけど、広く分け隔てなく皆さんにご覧いただきたい。きたる採択を毎日祈っています」と仰る通り、これは“観世家の宝”であると同時に、“人類の遺産”とも呼ぶべきものでもあり、広く世界の方々に、この美学と精神が届けられることを、私も心から願っておりますと共に、観世清和御家元の広い利他の御心にも感謝と感動を禁じ得ません。
世阿弥が示した能楽論は、人間の生き方にも示唆を与え、時代を超えて響き合い、未来の芸術、そして平和へと続いていくはずです。
2027年春の採択を祈念しつつ、観世宗家、関係者の皆様のご尽力に最大の敬意を表します。
武楽 創始家元
源光士郎
